公益財団法人殉職船員顕彰会


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戦没船員の碑
建立までの経緯
戦没船員と戦後の殉職船員の奉安(浄書)
場所、交通機関の案内

〇 建立までの経緯

 報われることなく海底に眠る戦没船員の御霊を慰めるとともに、二度と戦火のない海洋永遠の平和を祈念するため、昭和44年海運・水産界の関係者によって、慰霊碑建立のための財団法人戦没船員の碑建立会が設立されました。
 建立に必要な資金は、海運・水産関係をはじめ広く国民に募金を呼びかけ、1億4千万余円が集められました。
 建立の場所は、眼下に大小の船舶が往き来する浦賀水道そして遠くに太平洋の水平線が望まれる神奈川県観音崎公園の丘に決められました。
 昭和46年3月に完成された戦没船員の碑は、敷地約4,300平方メートルを有して、東京芸術大学教授吉村順三氏の設計による碑文石、白磁の大碑壁(高さ24メートル)、同大学彫刻科教授菊池一雄氏の制作によるブロンズ群像等で構成されております。
 また、この敷地内には、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が追悼式へのご臨席を賜った折やこの碑にご供花をされた折などに戦没船員を悼み歌われた御製碑、御歌碑が建立されております。

天皇陛下(現上皇陛下)御製
戦日(いくさび)に逝きし船人を悼む碑の彼方に見ゆる海平らけし
(平成4年)
皇后陛下(現上皇后陛下)御歌
かく濡れて遺族らと祈る更にさらにひたぬれて君ら()き給ひしか
(昭和46年)

副碑 御歌碑 御製碑

戦没船員の碑 全体平面図


〇 戦没船員と戦後の殉職船員の奉安(浄書)

 戦没船員や戦後の殉職船員の奉安は、永久保存が可能な和紙に、没年月日と氏名を浄書し、ステンレスの箱におさめて奉安されております。

〇 場所、交通機関の案内

 碑への道順、交通機関等は次の通りです。

・車の場合
 横浜横須賀道路の佐原インターで降り、観音崎バス停を目標に走って下さい。
地図

 現地の地図は次の通りです。なお、公園内は車の乗り入れができませんが、バス停の駐車場から徒歩で約10〜15分です。

地図

・電車の場合
 京浜急行浦賀駅から観音崎行きバス約15分終点下車
 JR横須賀駅または京浜急行横須賀中央駅から観音崎行きバス約30分終点下車